gossypium herbaceum
gossypium herbaceum、俗名:シロバナワタ、繊維長:約2cm、花色:淡い黄,薄桃、葉の形:掌形
・花托にて蜜を分泌、繊維はセルロースで構成されている
・インダス川流域やサハラ以南に起源を持ち、後にユーラシア大陸の北方及び、西方へ広がる
gossypium herbaceumの名の由来
名の由来は「腫れ物」を意味するラテン語”gossum”、「草本」を意味する英語”herbaceous”
シロバナワタという名の由来
白色の花を咲かせるため。ただ、淡く黄色い花や薄桃の花を咲かせるものも存在している。
繊維の長さが意味するもの
旧大陸(ユーラシア、アフリカ)の繊維は基本的に短く、過度のストレスや気温に晒されることでも繊維の長さは短くなる。
gossypium herbaceumは他の綿の種と比べ、スペインやエジプト、ソマリア等比較的雨が少なく乾燥した地域にも分布している。
花の色が意味するもの
花弁のアントシアニン色素が表す短波長の色は虫が好む色。
花はその色で虫を、生殖のための媒介者として呼び集める。
葉の形が意味するもの
葉の尖った先端は水を茎がある葉の根本へ、そして地面まで導き、水の滞留から植物の呼吸を守っている。
主軸から分岐した側枝は主脈を形成し、扁平に広がった葉の表面は多くの光を捉え吸収する。
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